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わたしはひとりでおどる
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2024/11/13 [Wed] 15:27
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ノラネコ
2009/09/05 [Sat] 20:31
週末の街はにぎやかすぎて
バッグを持つ手も疲れてくる
携帯カメラで撮ったノラネコ
友達に送って
「かわいいね」
「飼っちゃえば?」
他愛ないやり取りのために
ただ撮ったノラネコ
猫なんか好きじゃないのに
冷たくメモリから消えるノラネコ
目の奥に輪郭だけがうかんでいる
週末の夜はとてもながくて
ノラネコのように街を歩く
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詩
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夏のニオイ
2009/09/01 [Tue] 00:59
温帯湿潤の
まとわりつく汗
ふとももを滑る
ながい指
顔も見えない
暗がりで
気だるく足を
絡めとる
柑橘の香りのする
強いカクテル
零れるままに
流し込む
少し甘く
少し重い
夏のニオイ
詩
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Voix
2009/07/13 [Mon] 18:19
声がきこえる
まどろみの午後
なつかしい声音は
母のようで父のようで
深海から響くように
雲間から降りるように
記憶を呼び覚ます
なめらかな旋律
やわらかな声色は
兄ようで妹のようで
声がきこえる
向こう岸の陽炎
詩
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Suicide
2009/06/17 [Wed] 15:11
大切な人々の顔を
思い浮かべながら
彼は軽やかに飛び立った
掴み取るはずだった花束に
指先さえふれられずに
行き交う車の音が
彼の歌をかき消して
静かにおりてゆく
穏やかな微笑を浮かべ
幸せな記憶を抱きしめて
彼は重力に引かれていった
ネクタイがほどける
眼鏡が外れる
羽毛のように
ゆっくりと
笑顔のままで
おちてゆく
詩
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Re^ve
2009/06/14 [Sun] 17:15
過去は幻想のなか
思い出せるのは夢だけ
今日の日も夢にまみれて
ふれたつもりになって通り過ぎ
明日は確かな手触りをと
中空を両手で掻き回す
夢だけが本当で
夢だけに寄り添う
幻に見えた誰かの鏡像
抱きしめられない
夢のうしろ姿
詩
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Entrechat
2009/06/12 [Fri] 02:34
紡ぐ糸
織られた地図
航海図は広々として
目的地は標されてはいない
綴られた古代の文字は
解読されることを拒んでいる
幾重にも織り込まれた
あなたの秘密
紡ぐ糸
繋がるのは
誰かのゆびさき
詩
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Batterie
2009/06/10 [Wed] 04:25
たたく
なぐる
うちあわせる
だ
だ
うちつける
こと
ば
激しくぶつかり合って
痛い
痛い
嫌だよ
だ
だ
うちつけて
たたきのめして
泣いて
わめいて
だ
たたいて
痛いから
だだ
求めているから
嫌いだ
だ
だ
鼻の奥で
火花が散る
たたいて
叩きのめして
激しく
打ち付けて
だ
だ
だ
泣きながら
詩
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からだ
2009/06/07 [Sun] 21:04
わたしのからだは
分裂する
ちりぢりに
ばらばらに
わたしのこころは
飛散して
あなたのところへ
あなたのこころへ
ひとときも
まとまることなく
あちらへ
こちらへ
ひろがり薄まる
わたしのわたし
こなごなに
消えてゆく
詩
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Plomb
2009/06/01 [Mon] 12:04
吊り下げられた鉛の球は
僅かにもぶれることなく
静止している
ざわめく空気の中にあって
微かにも揺らぐことなく
停止している
憧れと嫉妬の視線を受けながら
ただそこにあることだけを
示している
垂直に
真っ直ぐに
ただそこにある静かな支点
詩
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Enfant terrible
2009/05/30 [Sat] 20:19
さあ
悪い遊びをしましょう
昼間の仮面を脱ぎ捨てた
汚い大人の手を引いて
さあ
暗い悦びにひたりましょう
善意の笑顔を貼りつけた
醜い大人に媚売って
そう
あなたたちは早熟で
間抜けな大人など
手玉にとれる
そう
あなたたちは利発で
自分の価値を知り尽くし
売値をすばやく計算できる
でも
あなたたちは
何もしらない
痛みを知らない
あまりにも無垢で
あまりにも弱い
哀れな子供たち
詩
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